【インタビュー】TRIGGE

新しい私に出会った…

遠藤りえ子さん涼しげな白いジャケットに似合う爽やかな笑顔で、小走りに現れたのは、現在社会人1年目、楽天株式会社に勤める遠藤りえ子さんだ。明治大学の学生時代、「学生のためのビジネスコンテストKING」に3年生から2年連続で参加。就職活動を始める前、有名企業への漠然とした憧れがあった遠藤さん。しかし、そんな彼女は当時まだ現在のような知名度のなかった楽天への就職を決めた。

楽天への就職を決めた理由、ビジネスコンテストに2年連続で参加した理由、そこから得たものなど社会人になって変化した視点から様々な話を伺った。

未知への挑戦

「ゼミの先輩達が毎年参加していて、先輩がKINGを勧めてくれました。6泊7日の泊り込みで知らない人と過ごすとかで凄く良いって。」遠藤さんは3年生の夏にインターンなどを始めだし、ちょうど外に飛び出していっていた時期だったので、全国から人が集まるという事に面白さを感じたという。「事前に選考課題があり、ハードル高いのかなって思ったりしたのですけど、私は商学部だったので収支計算なども出来たのが安心材料だったりしました。」パンフレットに書いてあった昨年度の参加者が凄く成長したという話を読み間違いないと感じたという。

コンテストで感じた難しさ

遠藤りえ子さん遠藤さんはビジネスコンテストに参加するにあたって、自分の目標を定めて参加した。「今までゼミで討論会とかグループワークとか毎週何回もやってきたけれども、それを全国の人たちと一緒にやったら自分がどこまで出来るのかっていうのを試したかったです。後、やっぱりやるならリーダーとしてチームを仕切り、まとめていきたいって思いました。」とチームでリーダシップを取るつもりだったという。しかし、結果的には「2トップのようなチーム体制になってしまいました。途中で方向性が食い違ってきてチーム割れを起こしそうになったり・・・。でも、逆にその経験がチームで遠慮なくお互い言いたいことが言えたと思います。」チームを一つにまとめるという事はとても難しいということを実感したという。その為、2回目の参加の時は、去年のようにチームが崩壊の危機にならないようにチーム内でファシリテーターになることを目標にしたという。「絶対に中立の立場で、コンテスト中はチームが常に一体にさせるのが目標でした。一年目はワケもわからず、突っ走って、ペース配分とかも考えられなかったので。2年目は昨年の反省も踏まえて・・・」と昨年の経験を生かした目標設定にしたという。

また彼女はコンテスト2年目の自分へこんな課題を課したという。「隠れロジカルでいることを目指しました。一回目の参加した時に、なんでチームが分裂しかけたかを分析すると、すぐにお互いをバシっと指摘をしすぎていたのではと。自分が相手を指摘するのは簡単だけども、それを相手に気づかせて、相手に言わせる方が、難しいし、説得力あるなと思ったんです。じゃーそれをやってみようと思いました。で、それを隠れロジカルと名づけました。」彼女は隠れロジカルを実践したが、やはり相手に気づかせるということはなかなかの難題で自分が未熟であるということに気づかされたと話してくれた。

ビジネスコンテストその後

「本当に終わった直後は、外を歩いているのが不思議でした。毎日、お風呂とご飯以外は毎日議論し合って、一つの事にこれだけ集中してやれたのだから、大抵の事は大丈夫かなって思いましたよ。」とコンテスト中はハードな日々を過ごし、以前より何事にも臆する事無く取り組めるようになったという。その後は就職活動に注力していったという彼女だが「10月頃からリンクアンドモチベーションのモチベーション・カレッジに参加しました。それもビジネスコンテストを通して知ったのですよ。これまでインターンとかKINGとか色々外に出て行っていたのでここで一度収束、まとめてみようと思って。」モチベーション・カレッジという再度自分を再確認する場と作業を経たことで今までの色々な活動が自分に定着したという。10月から3月まで就職活動と平行してモチベーション・カレッジを受講し、その当時はかなり忙しかったというが、「コンテストの7日間に比べれば大丈夫でしたよ。」と余裕の笑顔だった。

楽天に決めた理由

遠藤りえ子さん「半年間、人材紹介会社でインターンして、大学生をベンチャーに紹介するっていう業務をしていました。そこで大学生の面接を毎日やっていて、『今自分に自信がなくて変わりたいんです。』っていう学生をその人にあった会社に紹介できるとホントに目に見えて変わっていくのを目の当たりにしたんです。変わりたい、こうなりたい、という想いを持っている人と、それが出来る場所や環境が結びついた時、本当に爆発的なパワーが産まれるんだと実感しました。で、それが面白くて、例えば楽天なら、地方の立地が悪くてうまくいっていないお店と楽天市場という場所を結びつけることが出来れば、月商何千万とか何億という事が可能になるんです。そんなお手伝いが出来ればと思って決めました。」インターンでの経験が彼女にその後大きく影響を及ぼした結果といえるだろう。

しかしそんな彼女も就活を始める前は大企業を漠然と希望していた。「母が資生堂で働いていた事もあって、名前が知られている起業に憧れがありました。でも、ビジネスコンテストで知り合えた、企業とか、話してみて凄いと想った社会人は、大きな企業ばかりではないのです。ベンチャーや小さくても、面白い事業をしていたり凄くいい企業はたくさんあるって始めて知ったんです。名前が知られてなくても、マンションの一室で仕事しているよう企業でも力がある企業は力があるって、インターンやビジネスコンテストで視野が広がりました。」インターンとビジネスコンテストでの経験が彼女に新しい風をもたらしたようだ。

楽天での成長

「今は、楽天市場にお店を出しませんか?という営業をしていますが、学生のときとは違って、結果が全てなんですよ。結果が出ないと発言権がないんです(笑)。でも、出来なかった事が出来るようになって自分の幅が広がる事が凄く楽しいんです。営業トーク一つにしても相手の話に切り返せなかったことが一ヶ月経つと当たり前のようにできるようになったり、結果だせたり、そういうのってやっぱり凄い楽しいです。そこから仕事だけじゃなくて、プライベートにしてもキャパシティが広がって、余裕ができて相手への接し方にやわらかさがでたり、仕事って仕事だけにとどまらない。最終的に自分が大きく成長できる。そんな自分の成長が楽しくて毎日頑張れます。」

 

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