【インタビュー】TRIGGE

ビジネスコンテストの新しい始め方

オーシャナイズ 2005年の春、当時都内の大学に通っていた永澤 雄さんは、コピー用紙の裏に広告を掲載する事で学生が無料でコピー出来るようにする「タダコピ」というプランで、あるビジネスコンテストに参加した。大学生らしい新鮮なアイディア一つで始まったこのプラン。しかし、1次審査、2次審査、約2ヶ月間に渡るブラッシュアップ期間を重ね、そのプランは一つの立派な「事業」として認められるようになり、彼らはビジネスコンテストで優勝を手に入れた。

 普通ならこの物語はビジネスコンテストで優勝を手に入れた素敵な大学生たちの話としてここで終る。しかし、彼らは現在、株式会社オーシャナイズという会社を立ち上げ、優勝プランである「タダコピ」を主な事業として実際のビジネスの世界で活躍している。それはもちろん、彼らの優れた能力、斬新なアイディア、日々の努力から生まれた結果であるが、それだけではない。彼らが参加したビジネスコンテスト『TRIGGER』の、強力な「サポート」があったからだ

「TRIGGER」というキッカケ

オーシャナイズ『TRIGGER』は、NPO法人であるSpringWaterにより2004年から始まったビジネスコンテストで、まだ歴史は短いものの、参加者への異例的だとも言える強力なサポートシステムで開催の年から多くの注目を浴びた。もちろん数多くの他のビジネスコンテストでもブラッシュアップ期間や金銭的なサポートは慣例のように行われているが、それが単なる形としてのサポートではなく、効果的かつ現実的なサポートシステムなのかどうかというのは疑問に残る時が多い。しかし、『TRIGGER』は、2004年の優勝プランであるコーチマッチングサービス「ベストコーチ.jp」や前述した2005年の優勝プラン「タダコピ」がコンテスト終了後もビジネスの世界で成長をし続けているというちゃんとした結果を残し、その充実したサポートの優秀性を立証している。

みんなが成長出来る場

注目すべきところはそこだけではない。『TRIGGER』は毎年のコンテストの決勝プレゼンテーションで、200人を超える学生や若手社会人を観客として招き入れる(その他、来賓客の50人程も参加する)。コンテストの認知度を上げるために、決勝プレゼンテーションに観客を集めることはそう珍しいことではないが、200人という数は間違いなく日本一!三回目を迎える今年の目標は、その数を600人にしたいとか。何故、彼らは決勝プレゼンテーションにそんな強いこだわりを持っているのか。

 

「応募者だけではなく、観客も含めた全員が成長出来るビジネスコンテストにしたいんです。」

 

今年の実行委員長である勝見理恵さん(横浜国立大学3年)はそう語る。このようなビジネスコンテストは誰にでも開けられているようで、意外と閉ざされている世界。参加したいという強い気持ちを持っても、多くの時間と斬新なアイディア、協力的な仲間という環境に恵まれず、参加出来ない人もたくさんいる。しかし『TRIGGER』はこのような人たちにもコンテストに参加出来る門を開けてくれる。

決勝プレゼンテーションに参加することで、自分のプランへの新しいヒントを見つけられるし、素敵な仲間と出会えるチャンスがあり、多くの著名人の貴重な話を伺える機会も設けられる。決勝プレゼンテーションは、ビジネスコンテストの最後の締めくくりであると同時に、次のビジネスコンテストの最初のステップとなるのだ。課題に沿ってプランを提出するステップに戸惑ってしまったとしてもチャンスはまだある。

『TRIGGER』の決勝プレゼンテーションに参加すること。それは、最も革新的なビジネスコンテストの始まり方なのだ。

 

■ビジネスコンテストTRIGGER

日程:2007年2月3日(土) 14:00〜18:30

場所:独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟 大ホール

 

・ビジネスコンテストTRIGGER
http://www.springwater.gr.jp/trigger.html

・Spring Water
http://www.springwater.gr.jp/

 

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